ほろほろ優しいお菓子が大人気の「焼き菓子や ちょびっと」さんが、このたび新ブランドを立ち上げるということで、ロゴ制作のご依頼をいただきました。
とってもキュートな文鳥ちゃんアイコンが目印で、一口食べれば笑顔になること間違いなしの店舗を持たない焼き菓子屋さんです。ほろっとほどける優しい口どけ。しかも米粉だから体にもやさしい。
佐賀関郵便局でも買えるそうなので、お近くの方はぜひ!(羨ましい!!!)
本当に美味しくて私も大ファンです。
ブランド名だけが決まっていた状態からのスタート
ご相談をいただいた当初は、
「波音紡(はねつむぎ)」というブランド名と、“海、もしくは灯台を入れたい”という大まかなイメージだけがある状態でした。
ペルソナやコンセプトはまだ定まっていない段階。
初回のやりとりでいただいた情報をもとに、イメージを一緒に紡いでいくところからスタートしました。
後日おこなった面談では、ブランドの軸となるペルソナや想い、目指す世界観を提案し、さらに深掘り。
ちょびっとさんがご自身で経験された病気のことや、文鳥のぶんちゃんとの奇跡のようなエピソードをお聞きするなかで、私は「静かな強さ」を感じました。
「鳥のモチーフはなくていいです」とおっしゃっていたのですが…
私の中ではどうしても、ぶんちゃんとともに歩んでほしい気持ちが強く(←私が)、どう鳥の要素を絡めようか?が、密かな課題でした。

初稿のラフたち。ぜんぜん違いますよね😂
最終的には、さりげなく・やさしく取り入れることができたかな、と思っています。
「波音紡(はねつむぎ)」の由来
- 海のそばの実家に引っ越したことから、灯台や海のモチーフを使いたい
- 満ちては引いていく波のように、お客さまとのご縁をやさしく紡いでいきたい
- 「はね」という音が、鳥や飛び立つ軽やかさを連想させる
このお話を聞いて
波音紡のお菓子を食べてる時が、他の何者でもない”私”に戻れる。
心に傷を負った女性が、広大な海をぼーっと眺めながら小さなクッキーをひとつ、口に運ぶ絵が浮かびました。
そんな海の静けさの中に、ご縁が静かに、でも確かに紡がれていく。
そんな想いを大事にしました。
お客様の声
私がこのような雰囲気がいいと自室の写真を送っただけで、全てを汲み取ってくれた瞬間は感動しました。 微調整を重ね、ロゴができた時は本当に感動しました。
ストーリーズで流した時は、多くの人から 「ステキ」「おしゃれ」「すごい」とかなり好評でした。 これから露出させていくので、楽しみです!
嬉しいお言葉、ありがとうございます🥹
制作を終えて
はっきりと言葉にできない想い、まだぼんやりとした理想の世界。
「はね」という響きから生まれた鳥のモチーフには、飛翔や自由さのイメージが重なり、今までの辛かった時間から解放され、また新たに人との出会いや想いが風に乗って広がっていくような、軽やかで詩的な世界観を表現できたかなと思います!
波音紡は2025年秋に始動予定!
これから波音紡がどんなふうに育っていくのか、とても楽しみにしています。
気になった方はぜひInstagramをフォローしてお待ちください✨
ちょびっと様、ご依頼ありがとうございました!